教育文化部会視察研修

2017/07/25

平成29年7月6日(木)教育文化部会で真田のこころ生きる郷・九度山町散策へ当初の募集人員を大幅に超過し抽選の予定でしたが、急きょ役員会議にて、今回限りバスをもう1台追加し70名の参加者で視察研修にでかけました。
現地では、語り部さんの案内の各町別で3班に分かれて「真田庵」「真田古墳」「旧萱野家」「対面石」「真田ミュージアム」を歩いて散策をしました。

特に「旧萱野家」は大石順教尼記念館になっており、17歳のときに養父の狂乱により両腕を切り落とされるという災難に遭遇し、この不慮の境遇を克服する生活を送っていたが、両手がなくても口で筆を使えることに気づき練習を重ねて古典をはじめ和歌、絵画の道を究めて、40歳頃より仏道と身体障がい者の自立教育の推進を志し、福祉相談にも力を注いだというお話をお聞きしました。さらに、世界遺産に登録された空海が、高野山で必要な物資を調達するための政所として作られた慈尊院にもお参りしました。「自尊」とは、遠い未来に人々を救うために現れた弥勒菩薩仏でこの寺の御本尊だそうです。

大変蒸し暑い中の散策でしたが、幸村庵でおいしい手打ちそば・柿の葉すしをいただき、真田丸の情景を思い出しての九度山散策となりました。帰りは道の駅「くどやま」でおいしいフルーツ等おみやげを買い帰路に着きました。

-お知らせ, 教育文化部会, 活動報告