健康スポーツ部会主催「健康講話」開催
７月１０日（月）午後１時３０分から上野南部市民センターで「健康講話」を開催しました。
今回のテーマは「自宅でできる膝・腰の体操」で講師は畿内会・岡波総合病院リハビリテーション科理学療法士の２名の先生に講話と実技（ストレッチ等）を行っていただきました。
参加者は３３名で、特に「ひざ」に係わる筋力アップ体操やストレッチを行い、変形性ひざ関節症の進行予防には太ももの筋力の増強と柔軟性が必要と学習しました。
また腰のストレッチも行い、腰とひざとの関連も深いとの認識を深めました。
膝の痛みに対する体操の一部を紹介します。
太ももの筋肉をきたえる運動
その１
➀いすに腰を掛ける。
➁片方の脚を水平に伸ばす。
➂５～１０秒そのままでいる。息は止めない）
➃元に戻す。
➄１０回繰り返す。
その２
➀仰向けにねる。
➁片足を立てる。
➂立てた足と反対の足のひざを伸ばしたまま上へあげる。
➃元に戻す。
➄５～１０回繰り返す。
その３
➀イスに腰掛ける。
➁ひざの間に、タオルやまくらを挟む。
➂タオルやまくらをつぶすように、３秒間力を入れる。
➃力を抜く。
➄１０回繰り返す。
脚全体の筋肉をきたえる運動
➀背幅より少し広めに脚を開いて立つ。
➁イスに腰掛けるようにお尻をゆっくりおろす。（何かにつかまってもかまいません）
➂ひざは曲がっても９０度を超えないようにする。
➃ゆっくりとひざを伸ばす。（息は止めず、お尻をおろすときに息を吐き、ひざを伸ばすときに息を吸う）
➄１０回繰り返す。
ひざのうしろを伸ばすストレッチ
➀前に脚を伸ばして座る。
➁ひざを上から手で押し、膝を伸ばす。（太もも、筋肉が伸びているのを意識する）
➂５～１０秒はそのままでいる。
➃１０回繰り返す。
太もものうしろ、ふくらはぎの筋肉のストレッチ
➀イスに座る。
➁前に脚を伸ばす。
➂ひざに手を当て、体を前に倒す（太もも、ふくらはぎの筋肉が伸びているのを意識する）
➃５～１０秒はそのままでいる。
➄体を起こし、力を抜く。
➅１０回繰り返す。
ひざとは一生のお付き合いです。
ひざの健康を保って、元気な毎日を過ごしましょう。
【畿内会 岡波総合病院リハビリテーション科 運動器班 資料引用】
