「伊賀市議会との意見交換会」
2022/11/23
令和4年11月18日(金)19時から、伊賀市議会議員5名と運営委員16名で、下記の3つのテーマで意見交換を行いました。
➀市長と市議会議員の同日選挙
・市長選挙4,800万円、市議会議員選挙9,200万円の選挙費用がそれぞれにかかるが、同日選挙にすると3,300万円の経費削減となる。
・高齢化で投票所が遠いので、移動投票車の導入や投票所の増設など、投票率を上げて民意が反映できるように検討されたい。
・市の財政が厳しいなか、経費の削減で移動投票車等も導入でき、投票率のアップにつながるのではないか。
➁空き家対策
・中国資本が日本の不動産を買っているが、水源地など重要地が買われることを懸念する。
外国資本に規制も必要であり、議会からも市に対し対策を提案されたい。あわせて、外国人が5%以上の伊賀市は、多文化が共生できる地域づくりを進めてほしい。
・相続登記には相続人の判子が必要で、遅々として進まないため、現在の持ち主が分からないのが現状である。
空き家の適正管理等を市に申請するも、遅々として処理が進まないので、毎年、経過報告を自治会長にされたい。
・越境した枝を切れる等、来年5月から新しい財産管理制度、共有制度相隣関係規定、相続制度の見直しが行われるとのこと。
・南平野木興線が拡幅延長されれば、防災面での老朽家屋の撤去や利便性が高まることから新しく地域に住む住民も増え、地域の活性化につながるのではないか、早く都市計画道路の整備を推進されたい。
➂上野南部地区への避難所の整備
・地域の人口は3,500人で、類似の西部地区に比べ避難所が極端に少ない。
・上野南部には、小さな避難所が2か所(睦保育園と上野南部地区市民センター)しかない。
上野東・上野西小学校へ避難とのことであるが、高齢化の進む地域なので遠くへの移動は厳しい。また、地震時にはガス会社の近くを通って避難することも懸念する。
・イオン伊賀上野店と避難所として契約締結の方策もあるのでは。
・銀座中央駐車場を市が買い取り整備することを提案するも、当局からは良い返事がなかった。
・商店街組合からの賃貸での整備も検討してみてはどうかとの提案。
➃その他
地域包括交付金
・市からの交付金は、上野南部地域では、最終250万円の減額が予定されており、自治協事業の縮小を余儀なくされている。
この額があれば、常勤の職員を雇用できるので、リスクのある市民センターの指定管理者になることもない。併せて、地域包括交付金の増額を要望する。