「消費者トラブル出前講座」開催

平成29年12月4日(月)午後2時から上野南部自治協生活安全部会主催による「消費者トラブル出前講座」が開催されました。
初めに生活安全部会長 小田より挨拶があり、引き続き、「高めよう!見守り力」のDVDを視聴し、その後、伊賀市役所消費者生活相談員の梶山孝夫さん・横山秀美さんのお話がありました。話の中でマイナンバー登録名目に現金や個人情報を搾取する事件が多発している中、地域の皆さんが詐欺事件の被害者にならない様、見守りと気づきのチェックリストを読み上げ、確認を行いました。

【居室・居宅の様子】
・不審な契約書、請求書などの書面や、宅配業者の不在通知などはないか。
・不審な健康食品やカニなどがないか。
・新品のふとんなど、同じような商品が大量にないか。
・屋根や外壁、電話機周辺などに不審な工事の形跡が見られないか。
・通信販売のカタログやダイレクトメールなどが大量にないか。
・複数社から配達された新聞や景品類などがないか。
・不審な業者が出入りしている形跡はないか。

【高齢者本人の言動や態度など】
・不審な電話のやり取りや、電話口で困っている様子はないか。
・生活費が不足するなど、お金に困っている様子はないか。
・預金通帳などに不審な出金の記録がないか。

★高齢者を見守る家族や周囲へのアドバイス
見守りから相談までの流れ
①日頃から高齢者本人の居室・居宅の様子、言動や態度に変化や不審な点がないか気を付けましょう。
②少しでも変化に気づいたら高齢者本人に声をかけ、経緯などを確認しましょう。
③トラブルや被害にあっているとわかったら、すぐに消費生活センターに相談しましょう。

参加者30名からは、家に電話がかかった事例などの発表もありました。

又、伊賀市役所市民生活課では、市民生活相談専用ダイアル
22-9626  受付時間 平日 午前9時~午後4時
契約トラブル、多重債務に関する相談を受け付けているので一人で悩まず、お気軽にご相談くださいとのことです。


 

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