地域安全部会主催 「防災講演会&おふくろめし試食会」
能登半島地震の被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
令和6年1月14日(日)9時から、上野南部地区市民センターで部会員による防災資機材の点検を実施し、10時からは、地域住民も参加して伊賀市危機管理局の職員から、「地震に備えての自助、共助」について講話をしていただきました。
資機材の点検から、ガスボンベ式の発電機は10℃以下だと瓦斯、気化しなくて使用できないことが確認されました。
前回5月の点検からはわからなかったことで、真冬に発電機を使用することがあった場合にどうするのかが、今後の課題となりました。
災害が発生すれば、市の職員も被災し、支援が行き渡らない事も想定される中、最低7日間の食料などを備蓄してもらいたいことや日頃から地域の助け合いが大切であるといったお話でした。
また伊賀では、頓宮断層や東海、東南海のプレート型地震がいつ発生してもおかしくない状態で、いずれにしても、上野南部地区で500軒近くの家屋の倒壊が予想されていますので、地震に備え家屋の耐震化や家具の固定など家族で話し合いをしていただきたいとのことでした。
非常食の体験では、避難所では、水不足が切実であるので、今回は、水を節約し食器を使わないおふくろ飯を作りました。
袋の中に無洗米と水で白米、そして牛肉・玉ねぎ・麩を焼肉のたれとめんつゆをまぜて、牛丼を作りました。
参加者から、おいしかった。とのお声をいただきました。
また、炊き出しは女性だけでなく男性にも参加してもらい、失敗もしながらみんなで協力しながら楽しく作ることができました。
災害はいつ、どこで起こるかわかりません。常日頃の訓練が大切です。
これからも、皆さんの協力を得て災害に備えていきたいと思います。
▶▶▶おふくろめしレシピほか、当日配布資料は、こちらからダウンロードしていただけます。
・おふくろめし
・タオルで作る防災ずきん
・ビニールで作る防寒着
・防災スリッパの作り方
・防災資料