
上野南部地区住民自治協議会防犯教室 劇団 伊賀ポリスターズ 開催
令和7年9月9日(火)10時から、上野南部地区市民センターで伊賀警察署生活安全課の三上さんと劇団「伊賀ポリスターズ」のみなさんをお迎えして、詐欺にあわないためのご指導、お話と防犯教室 ロマンス詐欺の寸劇を見せていただきました。
伊賀警察署の三上さんのお話から、全国的に特殊詐欺の被害は増加傾向にあり、令和6年の全国被害件数は約31.000件、被害総額は約2.000億円にのぼっているそうです。特に「架空料金請求詐欺」「オレオレ詐欺」「還付金額」「ロマンス詐欺」などが多く、高齢者を中心に被害が広がっています。
次に「+0110」などから始まる海外拠点の偽警察電話も増えています。
※特殊詐欺の被害に遭わないためには、犯人からの電話を直接受けないための対策「国際電話の着信ブロック」が特に有効とのことでチラシをいただきました。
参考にしてください。
※被害を防ぐには
・知らない電話番号には出ない
・不審な電話はすぐ切る。会話を続けない。
・「ATMで換金」「暗証番号を教えて」などの言葉はすべて詐欺
・SNSの情報をすぐに信じない
・不安を感じたら、必ず一度電話を切り、自分で家族や市役所に確認する
・伊賀警察署では、自動で会話を録音する「自動通話録音機」の無料貸し出しを実施していますので、ご相談くださいとのことです。
寸劇は実際におきたロマンス詐欺を忠実に演出
一人暮らしをしている70代の独身男性。奥さんを2年前に亡くし、半年前にFacebookで知り合った外国人風の女性とラインでのやり取りです。被害者役の警察官とこわおもての犯人役を演じた警察官の迫真の演技は参加者の皆さんの印象に強く残りました。
笑いも交えながら真剣に耳を傾け、具体的な被害の流れがわかりやすく示されて、被害防止の意識を高めることができました。
参加者の方からは
・面白かったです、家に帰って義母に伝えようと思いました
・自分は大丈夫だと過信していたところがあったのでよい勉強になった
・実際の音声や実演を見れてよかった。
などの意見が寄せられました。
▶▶▶ポリスターズによるロマンス詐欺寸劇の一幕です