上野愛宕町愛共会 「10月合同いきいきサロン開催」
10月17日(日)愛宕町いきいきサロン「愛共会」とカラオケサロン「なでしこ」は1年7か月ぶりに愛宕町集議所にて、合同でサロンを開催しました。
コロナ禍では毎月脳トレプリントや懐メロの歌詞を配っていましたが、コロナの感染状況が落ち着いている今、再開することにしました。
しかし、コロナ禍でのサロン開催は感染対策として、静かに集まることを考え、10月12日は芭蕉翁の命日でもあるので、午前中は芭蕉翁記念館の学芸員さんに芭蕉さんのお話をしていただき、その後は芭蕉翁記念で体験用の芭蕉さんの塗り絵をする内容で計画しました。昼食後は来月に計画中の「秋の世代間交流会」で使う魚釣りゲームの魚を作る内容でした。
高井悠子学芸員さんの軽快なお話は、今まで知らなかった芭蕉さんの人間味あふれる人柄に触れ、益々芭蕉さんの功績の素晴らしさを実感しました。新発見された芭蕉の書簡で、門人智月に宛てた書簡の説明もあり、展示期間コロナで閉館中の期間もあり今月末までと延長されているそうで公開に見てみたいと思いました。
今回のサロンにはいきいきサロンの会員さんだけでなく町内全体に回覧板で参加を呼びかけ、児童福祉会からは小学生や保護者の方や愛宕神社奉賛会さんからの参加もありました。
愛宕神社と芭蕉さんの関係を知れてもっとアピールしていくといいかもしれないと感じました。
普段のサロンは17~18人ぐらいでしたが、再開したサロンは31人の方が参加してくださいました。
昼食は、今までは集議所の調理室にて調理ボランティアさん達で作っていましたが、コロナ禍ではお年寄り向きの身体に優しいお弁当を注文することにしました。
感染対策として入口で手指消毒と非接触の温度計で体温測定、マスク着用、サーキュレーターと窓の解放、アクリル板の設置、黙食、静かな集まりではありましたが10時から14時まで楽しい時間を過ごすことができました。
参加者は「やはり皆と一緒に食べると美味しい」とか「塗り絵はもう何十年もしたことがないから難しい」とか「芭蕉さんの衣装は何色だったのかな?」とか「魚は難しいから描けない」「鯛に見えるかな?」とか童心に却って笑いながら作品を作ってくれました。
自粛期間が長くサロンの再開を心待ちにしてくれていたことがよくわかりました。
今後も、感染状況を見ながらできる形でサロンを続けていきたいと思います。