健康スポーツ部会主催 「健康講話と体力測定会」開催
健康スポーツ部会主催の「健康講話&体力測定会」が7月9日(火)に上野南部地区市民センターで35名が参加して開催されました。
健康講話は、例年この時期にテーマをかえて開催されています。
本年は「脳と心臓の病気」について13時30分から、畿内会 岡波総合病院の出前講座制度を利用し「心臓と脳の病気 ~予防を知ろう~」と身近な「脳」と「心臓」ということでそれぞれの病気の症状や予防法など、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の東雲 洋美さんと慢性心不全看護認定看護師の林 愛希仁さんにご講演をいただきました。
まずは、身近なことからという事で、高血圧は全く自覚がないので、予防は大事。
そして、今の暑い時期は血栓ができやすい。その理由としては、まずやっぱり暑いと汗をかきます。汗をかくためには血管が開き、汗をかこうとして血管が開きます。
それにくわえて、脱水で血液が濃くなるそうです。そこで、血栓ができやすい時期が夏だそうです。この様に、暑い時期に心臓病や脳卒中患者さんが増えてきます。
そこで、生活習慣病の見直しが大切になってくるそうです。そのほか、たくさんの見直し項目を教えていただき、お話をきっかけに見直して予防したいものです。
つづいて、脳卒中というのは、病気の疾患名ではなく、いわゆる総称ということも教えていただきました。出血した場合は、脳出血やくも膜下出血。虚血した場合は、血が詰まるといくことだそうです。など、いろいろ専門的な事も教えていただきました。
普段と変わった手のしびれや顔面のゆがみ、激痛などの症状が出た場合、かかりつけ医に相談するのではなく、すぐに救急車を呼んでくださいとのことです。
脳梗塞の発症から4.5時間以内に使用できる薬があるので、時間との勝負なんだそうです。
講師の方々の微に入り細にわたる講演内容で、参加者の方々は真剣に耳を傾けていました。
講演後、場所を変えて体力測定会を開催しました。
体力測定会はコロナ禍で行政の測定機材の貸し出しが受けられず4年間の中止が余儀なくされましたが本年より復活しました。
体力測定は8種類の測定器具を用いて、身長、体重、基礎代謝、骨密度、血管状況など自身内部状況把握や、握力、棒反応など反応状況を測定し、主催者が準備した測定カードに数値を記載しました。
参加者の方々は測定機材から出る測定結果数値に一喜一憂?しながらも有意義なひと時を過ごしました。