上野南部自治恊主催 防災訓練
2019/03/14
9月11日(日)上野南部地区市民センターにおいて、防災部会・女性部会・自治会部会
3部会共催で防災訓練が行われました。
当日は、心配していた雨もなく好天の中、114名の参加がありました。
会長の挨拶の後、1班から4班に分かれて起震車体験など各ブースの体験をしました。
【起震車体験ブース】
これから予想される南海トラフ地震の津波を起こす揺れや震度の7直下型地震など起震車体験を
行いました。今回は、事前に体験で地震がくることを想定している中でも、かなり怖く感じ
地震の恐ろしさを改めて感じさせられました。
【煙道体験ブース】
テントの中に煙を充満させてその中を通り抜けるという体験ですが、テントの中は真っ白で
前方に何があるかとかもわからないぐらいでかなり怖いし、実際の火事現場でもパニック状態になり
逃げるのにはかなり困難ではないか?と皆さんが口を揃えて感想を述べられていました。
【災害時の食事試作、試食ブース】
伊賀市災害ボランティアセンター発行の資料を参考に「お☆ふくろめし」の中から
女性部会の皆さんがドライカレーと蒸しパンを試作し、試食していただきました。
作り方は、
①高密度ポリエチレン袋に材料を入れ、空気を抜いて、ねじねじした口の部分で
「引きとき結び」にする。
②なべの底には皿かなべしきを入れる。
③再び、沸いたら、弱火で
くらくら煮る。
・・・なべの水は、飲み水でなくてもOK!
【防災グッズ・マップ展示ブース】
女性部会の皆さんが、新聞紙で作るスリッパ・バスタオルで作る防災ずきん
ビニール作る防寒着・ママバック・段ボールで作る簡易トイレ・備蓄食料などの
展示を行いました。
皆さんには、新聞紙を使ってスリッパを実際に講習し作っていただきました。
【防災啓発プレゼンテーションブース】
パソコンで防災対策という項目で検索し「YouTube」で映像を
上映して、地震の恐ろしさを目で見る学習をしました。
【ハイブリッド車展示ブース】
近々発生しそうな南海トラフ地震に向けて 考えました!
我が上野南部地区には小学校、中学校の様な大きな避難所が無く
地震等の災害において避難所で生活するが事がはなはだ難しい。
家の倒壊を免れても幾度の余震で、心配で家では過ごせません。
先の熊本地震でご存知のように車中、テントに頼る事が多く発生
いたします。そこで災害時の車中泊、又テント生活を体験できる
モデルの試作をしてみました。
この様な条件で!
・二人で10日間位、飲食も含め比較的快適に過ごせる事
・電気は普通に使える事
・停電で携帯、電話等が使えないので連絡を無線で確実に出来る事
・町内の緊急の基地として使える事
*ハイブリッド車は床下にリチュームイオンバッテリーを床下に張りつめて
有り、バッテリーだけで一般の家庭で使う電気の一日分の容量が
有ります、ガソリンが満タンであれば、エンジンで充電すれば約
10日間電気が使えます(1500W)
テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、パソコン、蛍光灯等 1500W
までであれば使用できます。
上野鉄砲町自治会
《防災部長コメント》
上野南部地区自治協議会 第1回防災訓練に際し多くの住民の皆様の参加を得て、
又自治協役員、女性部会員、防災部会員のご協力にて好天の中開催できた事に
感謝しています。
今回の訓練内容は、
➀起震車による、地震体験 (東日本大震災地震【横揺れ】と直下型地震【縦揺れ】体験
・・・事前に地震発生に対して予知しても、実際体験すると怖さがあり、不意に発生したら
対応できないと痛感させられた。
➁煙道による、煙の体験
・・・前の見えない恐怖心で煙がすごく怖いのが感じられた。
➂非常食の炊き出し訓練
・・・アルファー米の試食をしたが、通常の米と遜色無しで美味しかった。
➃防災グッツ体験コーナー(新聞紙 簡易スリッパ造り・レジ袋にて三角巾応用)
・・・家にあるもので簡単に作れるのが良かった。
➄テレビモニターにて防災グッツ使用説明、南部11町防災マップにてハザード紹介
・・・備蓄防災グッツの使用方法が参考になりました。
住民の皆様の関心の高さと協力していただいたのには驚きました。
今回を機会に第2回・3回と開催していきたいと思います。
《女性部長コメント》
南海トラフ巨大地震がいつ起こるかわからない今!
命を守るために防災に関心を持っていただく絶好のチャンスでした。
災害時の食事試食や防災グッツの作成体験など、楽しく知っていただき
本当によかったです。
どうか、皆さん、地震への備えを!